プランの立て方・考え方の話について

こんにちは、あおいです。

今日は前回の内容を踏まえて、多くの人が陥りやすい落とし穴について、お話しようかと思います。

より多く勝つためのポイントは、勝つために通る道筋を理解している状態であることです。

具体的には、スタート時点から勝ち負けが付くまでの過程をイメージして取り組めているか。それが大事であるという話になります。

その点において、多くの人が陥りやすい取り組みは、1場面の切り抜きで議論を行い、それで満足してしまう事です。

その行動は、それまでの過程に全く焦点が当たらないため、途中でプレイミスがあったのかも分からない事が多く、全く同じ場面が次に起こる事がほとんどないので、勝率を高くすると言う観点で考えると生産性が低い時間を過ごしてしまう事が多いです。

今日の投稿は、そうならない為に前回より踏み込んで、自分が考えるゲームプランの組み立て方に関する話をしていきます。

具体的にやる事は、大きく4つあります。

  1. 流行のアーキタイプを分類
  2. SWOT分析
  3. 時間やターンを基準にプランを明確化
  4. 理想と現実の差を埋めるプランの修正(+細かいプレイミスへの気付き)

※以降、3〜4を繰り返し

 

1.流行のアーキタイプを分類

前回の話にも記載しましたが、ゲームはメタとトップメタの存在があり、それらの関係性が変わる事で環境が回ります。人によって多少の差異はありますが、概ね各アーキタイプにおける本質的に強い動きは変わらない為、細かい部分は考えないで分類していきます。

 

2.SWOT分析

まず、SWOT分析とはなんだ?という人がほとんどであると思うので、そこから話します。

簡単に説明をすると、各アーキタイプの強みと弱みを明確にして、どういう環境(外部要因)の時に強みを活かせるのかを知識として知っておく為に行います。この行動は、今の環境に対する理解度を高めるだけでなく、アップデートなどで環境に変化が生じた時にいち早く対応できるようになります。

詳しい事は、興味を持った時に調べてください。

3.時間やターンを基準にプランを明確化

次に行うことは、SWOT分析により環境やアーキタイプの関係性を理解した上で、時間やターンを軸に自分が考えるプランを明確にすることです。

ゲームで、勝ち上がる人の大きな特徴は「リスクを負わずに」に勝ちに繋がるプランを辿っている事が多いです。その点と再現性の高さを考慮して、時間やターンを軸にプランを考えます。

4.理想と現実の差を埋めるプランの修正(+細かいプレイミスへの気付き)

実際に取り組んでみると、考えたプランがうまくいかない事が多く、修正を余儀なくされる事がほとんどです。

時間やターンを軸にプランを明確にする事における最大のメリットは、再現性の問題なのかプレイミスによる問題なのかを言語化・数値化しやすく、より生産性や時間効率を高める事が挙げられます。

このように取り組む事で、自分が扱うアーキタイプに人とは違うギミックを取り入れて有利に立ち回れたり、人より1段階踏み込んだ細かなプレイミスにいち早く気づく事ができるようになると思います。

 

結論を簡潔に話すと、自分よりも強い人は勝てる方法を知ってる上で対戦しているよって話でした。

詳しく話すと長くなるので、今回は掻い摘んで抽象的な表現が多くなったけど、多くの人へ取り組み方の参考になると幸いです

ロストカイオーガについて

今日はCL京都で使ったロストカイオーガについて、記事にまとめてみました。

デッキの原案として、AzulGGさん(Twitter:@Azul_GG)がLAICで使っていたものを1枚だけ変えて使いました。詳細はTwitterに載せているので、見てもらえると嬉しいです。

 

構築経緯について

tier1:ルギアvstar

tier2:ミュウvmax、ロスト系統

tier3:上記デッキに対策要素があるデッキ

 

自分はCL京都の環境をこのように考えていました。紆余曲折、色々デッキを試した結果として安定性に欠ける点やミラー後攻で勝つことが難しいルギアvstarを使って1日目に7勝以上することが自分では難しいと判断し、ロストカイオーガを使いました。

ロストギミックを軸としたデッキは色々ありますが、その中でもこのデッキを選んだ理由は、どのようなデッキに対しても、かがやくゲッコウガカイオーガによって1〜2ターンの遅れが許容される点が主な理由です。

※tier3以外のデッキは、有利対面となるデッキと当たった際には滅法強いけど、それ以外の対面では自力のデッキパワーは高くなく、負けてしまうリスクがあった為、7勝を目標にしてる今回は選択肢としてありませんでした。

今回は、ロストカイオーガの扱い方・使い方に焦点を当てて、話を進めていきます。

 

基本的な行動方針は、3つあります。

  1. サイド落ちカードを確認する
  2. 手札を増やす選択肢を使う
  3. ロストするカードを選び、盤面を動かす

ポケストップヤレユータンが関わる場合を除き、基本はこの行動方針に従い山札の枚数を少なくしていきます。

 

1.サイド落ちカードを確認する

バトルVIPパス・キャプチャーエネルギー・クイックボールを使い、デッキの中身を確認します。

自分が優先的に見ていたものは、エネルギー・ふつうのつりざお・エネルギーリサイクル・ミラージュゲート・かがやくゲッコウガカイオーガ・ウッウ・ヤミラミです。対戦中覚えていないといけないのでその点は苦労しますが、上記カードの枚数を確認する事でロストしていい許容枚数を確認します。

コツとしては、ロスト許容枚数だけを覚える事でその点を加味しなくてもいいカードは、状況に応じてロストしても良いという認識を持つ事だと考えています。対戦中覚えていかなきゃいけない情報を減らす事で負担を減らし、盤面の動きに集中する事が出来るので、単純なプレイミスを減らせることにもなります。

この点は、1人回しを沢山して九九を覚えるように、この動きを練習すると比較的容易に出来るようになり、時間短縮にも繋がると思います。

 

2.手札を増やす選択肢を使う

基本的な順番は、かくしふだ→アクロマの実験→はなえらびの順番で行います。この行動の理由としては、手札の枚数を増やす行動を先に行う事で、そのターン中において行える行動をより明確にする事が出来る点、より多くのカードから選んでロストするカードを選ぶ事で間違えたカードをロストしてしまうリスクを回避できる事が理由です。

例外として、2ターン目以降に引いたバトルVIPパスなど、確実に使わないカードを引き込んでしまってる際に、ヤレユータンのさるぢえとはなえらびを合わせて活用し使えるカードがロストされてしまうリスクを回避する選択肢もあるので、一概にこの順番でやる事が100%正解ではない部分もあります。

3.ロストするカードを選ぶ

ロストしていいカードの許容枚数と今抱えてる手札の情報から、自分がしたい行動ができるようにロストするカードを選びます。

 

序盤に関しては概ねこのような方針で大丈夫ですが、マナフィヤミラミが必要なロストミラーやポケストップが絡む時や上記記載以外にもマリィやツツジをケアするためにヤレユータンで被っているアクロマの実験やツツジをデッキトップに置く事など例外はかなり多く、その場で考えるべき事は沢山あると思います。

 

  • 基本的な戦い方

前提条件として、カイオーガの技を使う際には、デッキ枚数が0枚である事、エネルギーがトラッシュに7枚以上あること、エネルギーリサイクル・ふつうのつりざお各1枚以上またはエネルギーリサイクル2枚、ミラージュゲート1枚、手札に水エネルギー1枚、カイオーガが必要になります。

①vポケモンを主体とするデッキについては、サイドを数枚取り、カイオーガを通して倒しに行きます。

簡単な戦い方は、vポケモン+マナフィ(ロストマイン.余りのダメカンはvポケモンなどの打点調整)で3枚取りながら、次ターンカイオーガで倒します。

ミュウvmaxやクロバットvやネオラントvなどを沢山使うデッキについては、状況に応じて4枚取って勝つこともあります。

 

②非エクのデッキに関しては、ウッウ・ヤミラミゲッコウガを使って戦います。

非エク対面の際には、サイドレースの管理ゲームになるのでヤミラミマナフィを取る際にツツジを合わせて打つことなどが多いです。ツツジをロストする際には気をつけてください。

 

  • 小技編

1.マナフィが倒された時の回収手段

ふつうの釣竿+キャプチャーエネルギーを使って、盤面に復活させます。

ふつうのつりざおが1枚しかないときでも、エネルギーリサイクルが2枚あれば、カイオーガは技を打てるので必ずしもつりざお+エネルギーリサイクルが必要と言うわけではないのを覚えておきましょう

 

マナフィだけに限らず、必要なポケモンを降臨させる事ができるので状況に応じて活用してください。アタッカーになるポケモンをサイド呼び出すために、つりざおキャプチャーミラージュゲートを、今回の大会中何回か行いました。

 

帰る途中にまた何か思いついたら、また追加で書いておきます。

最後まで見てくれてありがとうございました。

 

 

対人ゲームで勝てるコツについて

見てくれてありがとうございます。

あおいと申します。

 

今日は、「対人ゲームに勝てるコツ」をテーマに記事を書きました。最後まで見て頂けると幸いです。

 

対人ゲームに勝つ為には情報収集】【再現性を意識することが重要であると、僕は考えています。

それは、知り得た知識から勝つための最適解を選ぶことに繋がるためです。

 

1.【情報収集】の大切さについて

ほとんどの対人ゲームでは、新たなギミックが出回る事によりトップメタとメタのシェアが変わる事や、新しい要素が加わる事により、環境が目まぐるしく変わります。 

そのため、自分が扱うアーキタイプの立ち位置と対戦する可能性が高いアーキタイプに対するプランなど、細かい情報を事前に知っておく事が勝つことへの近道になります。

特に昨今はSNSを通して情報が出回る速度も早くなっている為、自分の知っている情報が遅れてしまっている事も多々あります。

無知がたたり、アドバンテージを取られて負けてしまう事を防ぐ為にも【情報収集】は大切であると考えています。

また、対戦ゲームに取り組む中で練習する時間があると思いますが、情報をもとに考えて取り組む事で何が正しく何がいけなかったのかが理解しやすく、上達速度を上げる効果も見込めます。

そのため、情報収集を大切に取り組んでます。

僕は、TweetDeckをよく活用しています。

 

2.【再現性】の意識について

ゲームをする際に、1番強く意識している事はゲームプラン確率(再現性の高さ)です。

簡単に説明をすると、流行りのアーキタイプに対してAというゲームプランを通せたら優位に対戦を進行できる。その確率をより高くする為にどうするべきかを常に検討しています。

大枠でプランを考えた後に、計算して算出した確率をもとに、その確率がより高い数値になるようには、どうするべきかをいつも検討しています。

 

その際によく意識しているのは、敢えて確率を下げて強い要素のよりどりセットを作るよりも、考えたプランを確実に通すために再現性を高める事を常に意識してます。

できる限り運の要素を取り除き、如何に安定して勝率を上げることができるのか。それが、ゲームに勝つための命題であると僕は感じています。

ターン制のゲームである場合このような取り組みは比較的容易にできますが、格闘ゲームFPSなどのゲームは瞬間的判断を連続的に要するために、難しいと思います。

そのようなゲームに取り組む際は、ゲーム画面を録画して自分がしたいプランが出来たのか・出来なかったのかを考え直します。

見直す際には、場面的に見直して要因を考える時と何も考えずに全体を見て、自分の知らない※1法則・事象を知る機会を設けます。

前述に記載した事にも繋がりますが、ゲームで勝つためには考えたプランをより高い確率で行う必要があるため、些細なことでも知識として知っておく必要があり、上記のような取り組みが今の自分にとって1番効率的な方法と考えてます。

このように計算を通して、最も効率よくできた物が、結果として不運な要因で負けてしまったとしても、それは相手が上手であったとフラストレーション溜めずに済むので、僕はそうしています。

僕は、ゲームに勝つために手段を厭わない考えの人であるため、トップシェアにいるアーキタイプを握りがちですが、自分に合ってると思う1つのアーキタイプを極める事も選択肢の1つとしてアリだと考えています。

 

色んなゲームに対応できるように抽象的なことしか書けなかったけど、ここまで見てくれた人が少しでもゲームに勝って楽しくできるような貢献ができたら嬉しいです。

読んでくれて、ありがとうございました!

 

(※1格闘ゲームは画面端に追い込まれたら不利、FPSは高い立ち位置が有利のような事象を指します)