ポケモンカードの取り組み方

こんにちは、あおいです。

 

今日はポケモンカードに対して自分が行ってきた取り組み方について、お話ししていこうかと思います。

 

内容としては以前に投稿した記事をベースに、より具体的な内容になってます。

見て頂いた人の中で少しでもいいなと思う部分があったら、勝てなくて困ってる友達に教えてあげてください。

 

対人ゲームで勝てるコツについて - aoi_to_gameの日記

プランの立て方・考え方の話について - aoi_to_gameの日記

 

僕がポケモンカードで練習するに辺り、取り組んでいたことは以下の事でした。

  1. 流行デッキを対戦させて、各ターン毎に起こり得る盤面と選択肢を知る。また嫌な盤面の作り方を記録する過程で知識として吸収すること
  2. 分岐になる選択で最善手を取れるように最近の傾向(デッキレシピの採用枚数等)を完全に把握した状態で大会に出場する
  3. 自分の考えを自分以外の第三者と対戦することで通用するか試す

 

 

  • 流行デッキを対戦させて、各ターン毎に起こり得る盤面を知る。嫌な盤面の作り方を知識として記録する

前提として、僕は特に目的や理由なくフリー対戦(調整と言われる練習)をする事はあまり意味がない事だと思っています。

色んなことが理由として挙げられますが、1番の理由としては目的や意図が鮮明になっていない対戦は、時間を費やしたことで得られた対戦結果に満足してしまう事が多く、そこで得られた判断基準はその場にいる人達の主観とバイアスに寄り過ぎてしまうリスクがあるからです。

もう1つの理由はポケモンカードのゲーム性の都合で、ターン数に応じて概ね分岐をパターン化できるため、そのパターンや分岐に対する理解に努めればいいからです。

僕自身は、大会に出る際には対戦する可能性の高いデッキに対して、どのようにカードを使えば勝ちやすいのかそのルート理解した上で、1番勝ちやすいデッキを使う事が多いです。

その行為を行うことのメリットとしては、勝つために辿るべきルートに必要なカードとタイミングが理解できているので、プレイにブレ幅(悩む事)が生じにくい点や対戦相手のアーキタイプ毎にサイド落ち確認するべきカードが明確になる事・時間短縮などが挙げられます。大会に出る際は緊張する事もあり、それが理由で変なことをしないようにする為にもやる価値はあるのかと思ってます。

もちろん対戦の過程で、選択に悩む事も多々ありますが、特殊な勝ち方をするデッキ以外を使うときは、サイドを相手よりも早く6枚取るために「あと何回攻撃するチャンスがあるのか」「どのアタッカーで何を倒すべきなのか」を考えの根底に置き、相手が既に使用したカードの枚数と盤面に見えているカードの情報から返しのターンに起きそうな事を考え、その結果で自分が使うカードとその順番に優先順位を設けてます。

ただそれを対戦中に毎回考えながらやっていると時間が足りなくなってしまったり疲れてしまうので、あらかじめ自分で対戦させた過程や結果を記録する事で知識として吸収して、事前に自分の中で回答を用意しておきます。

僕がロスト系統のデッキやサーナイト等のデッキを好んで使っていた理由として、勝つ為に辿れる分岐の数が多い事や事故って動けないターンが生じてしまったとしても、非エクのカードが主体のデッキであるため取られるサイドも1枚ずつとなる事が多く、状況によっては数ターン分の遅れも許容される事が主な要因でした。

 

僕個人の考えとして、ポケモンカードはゲームの性質上、どのようなデッキを使っても各ターン毎に出来る動きの最大値が概ね決まっていることや相手のターン中に自分に選択を委ねる分岐点なども存在しないため、先攻後攻により殴り出しのターンに変化が生じることを除いて、最大値の動きをぶつけてみるとどちらが有利なのかが明白になりやすいカードゲームだと思っています。

ただ実際は毎回理想的な動きを続けることは難しく、その際にどのように立ち回るのかをより多く知ってる方が、対戦回数を重ねた際の勝率を占めるとも感じています

具体例の一つとして、今流行りのデッキであるリザードンex同士の対戦と仮定し、自分がバトルVIPパスを持ってるとします。

その際にどのようなカードを展開するべきかは、相手が最初に並べた種ポケモンの情報によって相手が現時点で持ってないカードも絞れる時もありますし、その情報や自分が手札に持ってるカード・自分のサイドにあるカードの情報から最善となる選択を理由付けて選ぶ事が出来るようになります。

例え話として挙げましたが、このように順を追って必要な情報を拾っていくことで、1ターン目の自分にとってどんな情報が必要なのか理解しやすくなったでしょうか。

それを軽くみて特に理由なく適当(無難という意味)な選択をとり続けると、勝因・敗因がどこのターンに自分が取った行動による物なのか不鮮明になりやすく、安定して勝ちにくいことも併せて理解できるかと思います。

特に意識が何かに向いていないフリー対戦であると、このような対戦の結果が自分の考えとなってしまう事が多々あるので、少しでも有意義な時間を過ごす為にも目的や意味を見出した方が良いのかなと思っています。(例えばカードの強さを試したい時、そのカードを敢えて枚数増やして引き込む確率を上げて検証してみる...とか)

特に対戦するだろうシェア率の高いデッキに対しては、先行後攻の違い・各ターン毎に起こり得る盤面などをパターンとして想定した上で、自分にとって必要な情報は何かの理解に努めると1ターン目にサイド落ち確認するべきカードや展開するカードもパターン化され、辿るべきルートも明確になりやすいのではないかと思います。またそのパターンに対して数ターン遅れている際に、どこまでは許容範囲として大丈夫でどのようなルートを辿ると逆転の芽を掴む事ができるのかを想像できるとより勝ちやすくなるのかなとも思います。

特に最初の1ターン目においては、人により何の情報が必要かその基準は違うとは思いますが、それが大会出る時までにルーティン化できるように考える対戦に取り組む方が、ただ単に対戦するよりも有意義な時間になりやすいことを理解して頂けたら嬉しいです。

 

僕は紙で対戦してある程度やることを自分の中で取りまとめた後に、PTCGLで録画をしながらやることが多いです。

  • 分岐になる選択で最善手を取れるように最近の傾向(デッキレシピの採用枚数等)は完全に把握した状態で大会に出場する

感覚的に対戦していて分かりやすい勝敗の要因になっているのは、このポイントだと思います。

 

例えば、ボスの指令・カウンターキャッチャー・ツツジなど派手なプレイ体験を生み出すカードが起点となり負けてしまったと感じる方は多いかと思いますが、採用枚数と盤面上で見えてる情報・確率を計算すると大体起こるべくして起きてる事が多く、この情報だけは完全に把握しておいた方がいい気がします。

ゲームデザインが狂って居なければ、使われることを前提に上手く立ち回れるデッキが必ずあるので、それを見つけれる努力をすると少しでも良い方向に向かえるかと思います。

いまは情報が出回る速度が速いので、多分練習の段階で気づくと思うけど...

 

  • 自分の考えを自分以外の第三者と対戦することで通用するか試す

あらかじめ用意したパターンに則り、対戦をしてみてどういうカードが足りなかったのかを検証します。

その際にターン数に応じて必要としてたカードを使えているか否かを明確にできていると、何回か対戦を重ねる中でそれが枚数の問題なのか(サーチ手段・引き込むカードの枚数含む)、単純に運が悪かったのかが問題提議しやすくなるかと思います。

特に巷で流行しているレシピはその時点の採用カードとして自ずと洗練されている事が多いので、変に改造せずに採用されてる理由を理解してすると変な方向に構築が歪みにくくなると思います。

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カードの採用枚数については、大体このイメージで大丈夫かと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました