キャリアと人を動かすことについて

見てくれてありがとうございます。

今回はより良いキャリアを送れるアイデアを話題にあげようと思います。人により辛辣なことが書いてあるように感じてしまうかもしれません。

ただ1つ、僕なりに行動を起こしてほしいと思う気持ちの裏返しから来る内容になります。

ぜひ最後まで見てもらえると嬉しいです。

これを形に残すのは自分が30歳手前に差し掛かり、自分自身や周りの人達が改めて自分の人生計画を考え直えていた事が1つのキッカケです。

  • キャリアについて【定義付け】

僕は『キャリア』という言葉を、その人なりの意思決定を繰り返した成果物だと捉えています。それ自体には正解も不正解もなく、それが表しているのは人それぞれの価値観と生き方だと思っています。

人によっては他人と比較することで、後悔の念を抱く人もいるかも知れませんが、適当な理由を付けて変化を起こさない人が大半なので、気付いている時点でかなり優れている人だと僕は思ってます。ただ価値観や行動の結果の集合体なので、個人的には人と比べる物でもないとも思ってもいます...笑

1つだけ勘違いしない方がいいと思うことは「どの会社に何年勤めていた」とかそういうものを指し示す指標が「キャリア」と言うものではなく、どういう思考を持っていて・どういう事ができる人なのかを表現する1つのツールであるという事だけ、自分が思う「キャリア」の定義を前提として挙げさせて頂きます。

 

  • 前回のおさらい

前回掲載した記事では、僕なりに解釈している世の中の構造を踏まえて、人それぞれ考えるべきことを文章にしました。

今回は、その記事に続く内容になります。

興味がある人は前の記事を読んでから読み進めて貰えると嬉しいです。

世界の構造と考えるべきこと - aoi_to_gameの日記

  • 理想と現実の不一致について

今までの人生で、誰かに憧れを抱いた事が1度くらいあると思います。僕にもその経験がありました。僕はその人に近づく為、努力しましたがその人と同じ様にはなれませんでした。

僕なりの解釈で何がいけなかったのか考えてみると、失敗に終わった1番の理由はその人と自分の特徴が一致していない事が考えられました。

どんなに努力をしても、人間はライオンになれないし、ライオンも人間にはなれません。

この点に気付く事で不幸な時間の使い方は、なるべく避けれる様になるのかなとこのとき感じました。

社会人になると、周りの優秀な方をロールモデルとして勤務するように言われる人もいるかと思いますが、この点にも同様の事が言えるはずです。

どちらかというとより視野を広く見て自分と同じ経歴やスキルを持つ世界中の人から、成功している人をロールモデルとして、どのように成功したのかを考えたり調べる時間を設けると良いと思います。

  • 良質なキャリアの積み方

ここからが今回の本題です。

まず初めに、僕が考える素敵なキャリアの積み上げ方は「得意な領域で、強みを発揮すること」だと思っています。これが出来ると、容易に成果を出しやすい環境で、その結果がスキルとして身に付き評価される為、市場価値を高くなる事も考えられます。それが自分にとって、ネガティブな要素として働くことは少ないです。

コレを見ている人の中には、希望通りのキャリアを辿れていない人もいるかと思います。それは先ほど話したポイントを強く意識して行動を起こし、アピールしていく事で解消していく確率が格段と上がるはずです。

より分かりやすく例えるならば、人事権を持つ職位の人や経営者であるとしたとき、1時間で1万円のタスクをこなす人と2万円のタスクをこなす人がいた場合、僕であれば後者の人を必ず選びます。

これはあくまで理解しやすくした1例に過ぎませんが、あらゆる社内事情を考慮したとき自分にとって都合いい選択がされるべくして起こるように、自分自身をブランディングする事も1つのキャリア戦略だと思ってます。

ここで僕が言いたい事は、このような考えもせずに会社の都合に自分の人生を委ねてる人が、あまりにも多いなという事です。

また、大してやりたくない職種や業務に就いている事に対して、感じるだろう違和感に見向きもせず行動を起こさないことは、生産性も高くないことが想像つくので、誰も幸せになれてないなと僕は考えてます。より幸せになれる可能性を取れるのに何故それをしないのか、僕には理解ができないです。

ここ最近、改めて自分がどういう人生を送りたいかを考えたとき価値観に変遷が生じたことや、人から相談を受けた時にこの点に気付かず悩む人が多い事に気がつき、今回は文章に残しました。

本当に得意な事であれば、そうでないことに比べてモチベーションと生産性が上がりやすいのは、今の状態でも理解して貰えると思います。

誰しも小さいとき、お母さんに怒られても無視して取り組んだ経験が人生に1つや2つあるはずです。それと同じくらいの熱量を仕事に取り入れるイメージです。

仕事は人生の大半の時間を費やすのに、それを考えることなく成り行きで過ごすことは、命を浪費している事と同等であると僕は感じています。

ただ同時に得意な領域でキャリアを積むことは、簡単ではないことも理解してます。でもこの事に若い頃から、どれだけ早くこれに気付けていたかが今後より充実した人生を送れる鍵になると僕は考えてます。

業務負荷をはじめとしてそれ以外にも人間関係の良し悪しなどの外部環境が自分に適合するか、他の様々な要素を掛け合わせた時により良い環境がないかを皆が模索する時が、1度や2度くらいあるかと思います。

そのタイミングに入るよりも遥か前から、このことを思い出して行動に移してみてください。

1.得意なことの見つけ方

僕が考える強みの見つけ方は、好きで続けてきたことの中にあると考えています。自分を例に挙げるとゲームや音楽が好きですが、それらの仕事に関わると言う話ではありません。

自分は、ゲームに勝つために戦略を考えること。具体的には、計算して確率が高い手法で勝つ事が好きでそれを考える事が得意でした。それ以外にも、その情報を話題に挙げ、目的が同じ人との交流を介して様々な情報を収集し、その中から本当に正しいものを取捨選択する能力にも長けてる自覚がありました。

このように好きでやっていたことを行動ベースでたくさん羅列していくと、自分が熱意を持って取り組める本当に得意な事が見つかるはずです。

僕の熱意は一般企業の業務に例えるならば、経理や経営企画・場合によってはマーケティングなどの業務に分類される数値をベースに戦略を考える職種が適正である可能性が高いのかなと思います。

このように考えると、業界や職種を絞って就職活動をしたりする事がいかに不毛で意味ない事か分かるかと思います。

2.苦手なこととの向き合い方

人は生きていく中で苦手な事も取り組まなければいけない時があります。僕の考えを先に伝えると、そのような場面に遭遇した時も、弱みを克服しようと努力し過ぎないことを大事にしています。

苦手なことを克服して平均的な能力を身に付けるよりも、他の人ができないことが出来るようになった方が価値が高いことが多いからです。

先ほどと同様に時給換算するとこのことは分かりやすく、正直言うと今まで生きてきて苦手な分野が誰よりも得意になったことがある人を、僕は見たことありません。

人間誰しも不得意なことはありますし、仕事となるとどうしてもやらなければならないことが苦手なことだったりする場合もあります。

そのとき努力する必要性はありますが、必ずしもそれを完璧にするまで努力をする必要はないと思いながら日々生きてます。

自分の取り組みがどれだけのお金を生み出すか、その対価に対して賃金が支払われているだけなので、普通に考えて得意な分野を伸ばすことに注力した方が良いのは間違いないと思っています。

ただ苦手な分野もやらなきゃ行けない時はあるので取り組む事自体はしますが、自分のブランディングに当たり障りのないような控えめな労力に抑えます。

努力をした結果、どうしても自分で出来ない時だけ、すぐにでも周りの人を手伝って貰えるような環境作りを覚えると良いかと思います。

  • 人を動かすということ

僕のことを知ってる人ほど知っているかと思いますが、コミュニケーション能力が圧倒的に欠けてます。

相手の考えを聞いた上で真反対だったとしても、一旦は思っていることを聞いた上で自分の考えをそのまま言うし、それで自分の倍以上年齢が高く職位の高い人を怒らせた事もあります。

結果的に自分の判断は正しく、相手から謝られたことがありましたがそのひととき暗い気持ちになりました。いくら正しいことを言っていたとしても相手が人間である以上、気持ちで行動を起こすことがある事も考える必要性があることを覚えました。

今となっては良い経験だなと思ってます。因みにこういうことをスルーすると、実労働をする人たちが幸せな気持ちにならない仕事が発生してしまいますね。笑

色んな失敗を経て、人に応じて最善のコミュニケーションの取り方を覚えてそのようなことが起きないように努めていますが、それでも完璧とは言い難い状態です。他の事でもどう足掻いても上手くできないことが、たくさんあります。

自分を例に挙げて苦手なことを話題にしましたが、このようにどうしても上手くいかない未来が予見できるとき、自分ではなく他の人が対応した方が最善であることもあると思います。

ただ相手も人なので、いきなりやってきて依頼されても不愉快に思うだけです。

なので日頃の行いから、自分が良い人だと思って貰えるような行動を心掛けて、依頼をしたときに相手が100%了承くらいの気持ちで納得して動いてもらえるような関係性を意識すると良いはずです。

いまの自分は同世代より職位が高く、自分よりも年齢が高い人に仕事をお願いする機会も増えました。また中途で入った立場でもあるので、自分より相手の方が今までの背景を理解していることが多いです。なかには自分が依頼すること自体、心象良くない人がいる事も理解しています。

自分が正しいと思えることが最終的に良い結果になったとき、掌返しされた事も何度かあります。

人の善悪の判断が、その人が持つ印象が大半を占めていることを忘れずに毎日の行動を鑑みてください。

その1日1日の積み重ねが、いずれ自分に返ってくるはずです。

 

  • おわり

これはあくまで今の自分が思い描く未来予想図の概略説明です。もしかしたら数年後にいろんな経験を経て、反対なことを言っているかもしれません。笑

これを見た人が、自分と同様に何か行動を起こすキッカケになれたら幸いです。

最後まで見てくれてありがとうございました。